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技術講座 生化学
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サマリー
従来の血糖測定用解糖阻止剤NaFは解糖阻止が発揮されるまでに2時間かかり,平均8mg/dlのグルコース値の低下がみられる.これに対し,ここでは新しい解糖阻止法としてpH低下法とD-マンノース法について紹介した.pH低下法は24時問までほとんどグルコース低下はなく,D-マンノース・NaF併用法も同等の成績を示した.D-マンノースを単独で使用することにより,作用時間は短いが,電解質など他の生化学検査用のサンプルとしても使用でき,従来の阻止剤にはない利点がみられた.それぞれの方法の問題点,注意点についても述べた.
従来の血糖測定用解糖阻止剤NaFは解糖阻止が発揮されるまでに2時間かかり,平均8mg/dlのグルコース値の低下がみられる.これに対し,ここでは新しい解糖阻止法としてpH低下法とD-マンノース法について紹介した.pH低下法は24時問までほとんどグルコース低下はなく,D-マンノース・NaF併用法も同等の成績を示した.D-マンノースを単独で使用することにより,作用時間は短いが,電解質など他の生化学検査用のサンプルとしても使用でき,従来の阻止剤にはない利点がみられた.それぞれの方法の問題点,注意点についても述べた.
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