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病気のはなし
感染性心内膜炎
著者: 小林芳夫1
所属機関: 1慶応義塾大字病院中央臨床検査部
ページ範囲:P.1226 - P.1231
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感染性心内膜炎は,現在でもなお重要な敗血症の一つである.起因菌は緑色レンサ球菌が主要菌種であることは以前と変わりないが,心臓外科手術の発達とともに表皮ブドウ球菌による本症も増加する傾向にある.
治療の主役は抗生剤療法であるが,起因菌によっては外科的手術の適応となる症例もある.黄色ブドウ球菌による本症は経過が急激で予後不良のことが多い.
感染性心内膜炎は,現在でもなお重要な敗血症の一つである.起因菌は緑色レンサ球菌が主要菌種であることは以前と変わりないが,心臓外科手術の発達とともに表皮ブドウ球菌による本症も増加する傾向にある.
治療の主役は抗生剤療法であるが,起因菌によっては外科的手術の適応となる症例もある.黄色ブドウ球菌による本症は経過が急激で予後不良のことが多い.
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