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文献詳細

雑誌文献

検査と技術16巻11号

1988年10月発行

文献概要

技術講座 生化学

血清ビリルビン分画法

著者: 高阪彰

所属機関:

ページ範囲:P.1242 - P.1246

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薬と直接に反応し,アゾジピロールを生成する(直接型ビリルビン).一方,アルコールやカフェインー安息香酸ナトリウム,ダイフィリンなどの反応促進剤存在下では,Bc,BδだけでなくBuもジアゾ化試薬と反応する(総ビリルビン).ジアゾ化試薬としてはスルファニル酸と亜硝酸ナトリウムの塩酸溶液が用いられるが,最近では,用時調製を必要としない安定化ジアゾニウム塩も用いられる.また,生成されたアゾジピロール色素を高感度で安定な状態で測定するために,アルカリ性のフェーリング液を用いるJendrassik-Grof法や,Michaelsson変法が最近ではよく用いられている2,3)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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