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文献詳細

雑誌文献

検査と技術16巻11号

1988年10月発行

文献概要

技術講座 一般

髄液蛋白分析法

著者: 小沢経子1 芝紀代子2 新井雅信3

所属機関: 1埼玉県障害者リハビリテーションセンター医療部 2東京医科歯科大学医学部附属病院検査部 3関東逓信病院神経内科

ページ範囲:P.1259 - P.1263

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サマリー
 髄液中の蛋白分析を行うことは,中枢神経疾患やその他の疾患の診断の補助として,有用であることはいうまでもない.近年高感度な銀染色法の出現により,濃縮することなしに,濃度の低い髄液蛋白の分析が可能となった.本稿では日常検査で行われている電気泳動法と銀染色の組み合わせによる髄液蛋白分画法について述べた.またオリゴクロナールバンドなどの特異な蛋白バンドを同定するための免疫固定法についても述べ,髄液蛋白に特有なプレアルブミンやトランスフェリンおよびγ-グロブリン分画の臨床的意義についてふれた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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