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β-ラクマターゼ阻害剤
著者: 西野武志1
所属機関: 1京都薬大微生物学
ページ範囲:P.1299 - P.1299
文献購入ページに移動このβ-ラクタマーゼを最初に発見したのはAbrahamらであり,彼らは1940年にペニシリン耐性の大腸菌からペニシリンを加水分解する酵素を発見し,これをペニシリナーゼ(PCase)と名づけた.その後多くのβ-ラクタマーゼが発見され,分類されているが,三橋らはβ-ラクタマーゼをその基質特異性よりPCase,セファロスポリナーゼ(CSase),オキシイミノセファロスポリナーゼ(CXase)の3群に分類している.PCaseはペニシリン系薬剤を,CSaseはセファロスポリン系薬剤を,またCXaseはオキシム型セフェムをよく加水分解する.
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