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文献詳細

雑誌文献

検査と技術16巻11号

1988年10月発行

文献概要

けんさ質問箱

常在菌に関する報告書の出しかた

著者: 小栗豊子1 M子

所属機関: 1順天堂大病院中検

ページ範囲:P.1305 - P.1306

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問 私の職場では初期培養の菌量を,検体塗り始めのところのみ:+,塗り始めのところから中央まで:++,塗り終わりまで:+++と3通りに分けて結果を報告しています.髄液や胸水など本来無菌の部位から菌が生えた場合は感染症を疑いますが,痰や便など常在菌でも人により+〜+++とさまざまである場合は,どう解釈し報告するのでしょうか. (静岡・M子)
答 検査材料を分離した培地の菌量の表示のしかた,常在菌の報告のしかたについての質問ですが,いずれも検査担当者の間では異論の多いところです.次のような点について考えてみたいと思います.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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