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文献詳細

雑誌文献

検査と技術16巻12号

1988年11月発行

文献概要

病気のはなし

MCTD(Mixed connective tissue disease)

著者: 橋本博史1

所属機関: 1順天堂大学医学部膠原病内科

ページ範囲:P.1320 - P.1325

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サマリー
 MCTDは,SLE,PSS,PM・DMなど二つ以上の膠原病の併存を思わせる臨床像と,血清中にnRNP抗体高値陽性を特徴とする膠原病である.その原因は不明であるが,その発症のレトロウイルス感染の関与を示唆する報告がみられる.MCTDは,通常,ステロイドによく反応し予後良好であるが,その予後は前景に立つ病態によるところが大きく,特に肺高血圧症は主たる死因となる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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