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文献概要
検査法の基礎理論
ミクロ二次元電気泳動法
著者: 真鍋敬1
所属機関: 1東京都立大学理学部化学科
ページ範囲:P.1327 - P.1331
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二次元電気泳動法は,蛋白質分子をまずその等電点の違いによって分離し,次いで分子量の違いによって分離することにより,きわめて高い分離能を得る方法である.ゲルのサイズをミクロ化すると,分離能を保ったままで泳動時間の短縮,試料量の微量化,操作性の向上を図ることができる.さらに改良を加えれば,臨床診断のための有効な手段となりうる.
二次元電気泳動法は,蛋白質分子をまずその等電点の違いによって分離し,次いで分子量の違いによって分離することにより,きわめて高い分離能を得る方法である.ゲルのサイズをミクロ化すると,分離能を保ったままで泳動時間の短縮,試料量の微量化,操作性の向上を図ることができる.さらに改良を加えれば,臨床診断のための有効な手段となりうる.
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