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文献詳細

雑誌文献

検査と技術16巻12号

1988年11月発行

文献概要

ワンポイントアドバイス

現場の知恵が検査の進歩の決め手

著者: 桑克彦

所属機関:

ページ範囲:P.1337 - P.1337

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 検査づけをマスコミがにぎわすことがあるのは,臨床検査がそれだけインパクトを与えているからであろう.患者の立場からは当然のことだが最高の医療を受けたいものである.そこで,医療の担い手は最高の知識と技術をいつも提供しなくてはならない.しかし,このような知識や技術がこれでよいという頂点にいるようなことは決してない.
 臨床検査はライフサイエンスとしての一つの応用の場である.したがって,サイエンスとしての専門の領域で発達した内容が応用され,その恩恵を受けて進歩しているといえる.ところが,非常に優れた技術があってもそれを臨床検査としてどのように応用し,活用していくかという現場への橋渡しが不十分であれば宝にすることはできない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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