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文献詳細

雑誌文献

検査と技術16巻12号

1988年11月発行

文献概要

国家試験対策室

血液学

著者: 小河原はつ江1

所属機関: 1群馬大学医療技術短期大学部

ページ範囲:P.1386 - P.1388

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例題
 〔問題1〕次の文章で正しいものを選び,記号で答えなさい.
 a.末梢血に赤芽球が出現している患者では,計算板上で確認しながら白血球数を算定する.
 b.血小板数の算定には,ヘパリンやEDTA塩を抗凝固剤として使用するのが適当である.
 c.血色素量測定の国際標準法であるシアンメトヘモグロビン法では,試薬の中にシアン化カリウムとフェロシアン化カリウムが使われているため廃液処理に問題がある.
 d.MCHC(平均赤血球ヘモグロビン濃度)は,遺伝性球状赤血球症や新生児を除いて正常値より高くなることはまれである.
 e.血小板の算定法であるブレッカー-クロンカイト法は1%シュウ酸アンモニウム液で100倍希釈した血液を位相差顕微鏡を用いて算定する.
 f.普通染色後,水洗を行うときは,染色液を先に捨ててから流水下でよく洗う.
 g.塗抹標本を作製する際,引きガラスと載せガラスとの角度を小さくしてゆっくり引くと厚い標本ができる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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