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タバコと心筋梗塞
著者: 小沢友紀雄1
所属機関: 1日大第二内科
ページ範囲:P.1396 - P.1397
文献購入ページに移動喫煙と虚血性心疾患との関係については,アメリカで永年にわたり行われた疫学的調査であるフラミンガムスタディー1)が有名であるが,それによると喫煙者は非喫煙者よりも2倍の発症率であったという.他の報告でも同様であるが,本数により,1日26本以上では,15本以下に比較して2倍以上の発症率になるという.禁煙するとどうかという検討では,1年以内にリスクは非喫煙者と同様になるといわれており,年齢を経るに従って動脈硬化などの他の危険因子が合併してくるためか,65歳以上になると禁煙の効果はなくなるという.
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