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検査中に何か変だと感じたらメモをとる
著者: 大久保昭行
所属機関:
ページ範囲:P.1421 - P.1421
文献購入ページに移動 自動検査機器の発達で,ルーチン検査の多くは測定機器のボタンを順序だって押す仕事となってきている,検査法の原理を勉強しても,その知識を実地に役だてられることは少ないと感じている技師も少なくないと思われる.
大型の測定機器による検査精度は,自動制御によって,微量計測にもかかわらず大変よくなってきている.また分析には,酵素反応や免疫反応など特異性の高い反応系が用いられ,検査法の特異性も相当改善されてきている.しかし,検査対象となる試料には,まだ不明な物質が含まれており,検査に利用されている大部分の測定法は,特異性の面で不十分である.このため関連検査データを比較することによって,思いもかけない異常が発見されることがある.
大型の測定機器による検査精度は,自動制御によって,微量計測にもかかわらず大変よくなってきている.また分析には,酵素反応や免疫反応など特異性の高い反応系が用いられ,検査法の特異性も相当改善されてきている.しかし,検査対象となる試料には,まだ不明な物質が含まれており,検査に利用されている大部分の測定法は,特異性の面で不十分である.このため関連検査データを比較することによって,思いもかけない異常が発見されることがある.
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