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文献詳細

雑誌文献

検査と技術16巻13号

1988年12月発行

検査ファイル 項目

巨核芽球性白血病細胞

著者: 小池正1

所属機関: 1新潟大学医学部第一内科

ページ範囲:P.1472 - P.1473

文献概要

[1]はじめに
 従来,巨核芽球の明確な同定法がなかったため巨核芽球性白血病の診断はほとんど不可能であった.しかし,巨核芽球には血小板ペルオキシダーゼ(PPO)と呼ばれる特異なペルオキシダーゼ活性が存在することが明らかとなり,以来これが巨核芽球同定の有力なマーカーの一つとなっている(図1).また最近では抗血小板モノクローナル抗体が巨核芽球の同定に役だつことが明らかとなり,巨核芽球性白血病の診断はより容易になってきた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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