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文献詳細

雑誌文献

検査と技術16巻13号

1988年12月発行

文献概要

検査ファイル 試薬

Clostridium difficile D-1毒素検出試薬

著者: 畠山勤1

所属機関: 1東京都老人医療センター研究検査科

ページ範囲:P.1476 - P.1477

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[1]偽膜性大腸炎
 抗生剤投与中,あるいは中止後に下痢,軟便,腹痛,発熱などの腸炎症状を呈し,大腸内視鏡検査で特徴的な偽膜を形成する大腸炎を認めることがある.この偽膜性大腸炎と呼ばれる本症の発症には,抗生剤投与により腸管内で異常増殖した毒素産生性のClostridiumdifficileが関与していることが,1978年Bartlettらによって明らかにされ1),その後,本症についてさまざまな角度から検討がなされてきた.C.difficileが腸管内に定着し,偽膜性大腸炎を誘発するまでの一連の過程の概略は以下のとおりである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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