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文献詳細

雑誌文献

検査と技術16巻2号

1988年02月発行

文献概要

検査法の基礎理論

喀痰培養

著者: 朝野和典1 山口恵三

所属機関: 1長崎大学病院検査部

ページ範囲:P.123 - P.128

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サマリー
 呼吸器における細菌感染症の診断,治療には,喀痰からの菌の分離がもっとも効率的である.しかし,分離された菌の起炎性の判定は容易ではない.したがって,喀痰培養は,起炎病原菌決定のプロセスの中で,もっとも主要な部分を占めてはいるものの,あくまでも一つの所見にすぎない.これを有意ならしめるためには起炎菌決定のための諸々の因子を一つ一つ確実に解析し,それらを総合的に判断することによってより正しい結果が得られる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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