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文献詳細

雑誌文献

検査と技術16巻2号

1988年02月発行

文献概要

技術講座 生化学

アルファフェトプロテイン亜種の測定法—フコシル化AFPを中心に

著者: 青柳豊1 青木幸枝1 市田文弘1

所属機関: 1新潟大学第三内科

ページ範囲:P.133 - P.138

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サマリー
 肝細胞癌由来アルファフェトプロテイン(AFP)において,そのフコシル化分画は,肝硬変などの良性肝疾患のそれに比較して統計学的に有意な上昇を示した.この上昇は,早期の肝細胞癌とされる最大径2cm未満でかつ血清AFP値400ng/ml以下の症例においても認められ,肝細胞癌早期診断における有用性が示された.また,フコシル化分画の定量法であるレンズマメレクチンを用いたcrossed immuno-affinoelectrophoresisについて概説した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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