検査と技術16巻2号

1988年02月発行

技術講座 病理

染色体標本の作りかた

著者： 紺谷信子¹ 松近尚子¹ 鎌田七男¹

所属機関： ¹広島大学原爆放射能医学研究所血液学部門

ページ範囲：P.144 - P.148

サマリー
　染色体検査は病気の確定診断や予後の推定などに役だつとともに，腫瘍性疾患の病態研究に必要なものとなっている．本稿では染色体標本の作製法を原理と手技について，具体的に解説した．