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文献詳細

雑誌文献

検査と技術16巻2号

1988年02月発行

文献概要

検査ファイル 機器

免疫学的検査用専用自動分析機

著者: 林秀生1

所属機関: 1香川医科大学病院検査部

ページ範囲:P.174 - P.175

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 現在実用化されているラジオイムノアッセイ(RIA)やエンザイムイムノアッセイ(EIA)は高感度で特異性の高い測定法であり,EIAにおいては,特別な設備がなくとも実施できる汎用性の高い測定法である.しかしながら,これらの測定法は,短時間に多数の検体を処理するには適さない.そこで短時間で多項目,多数検体を処理するために,従来から行われてきたラテックス凝集反応などの免疫反応系を改良した,迅速・高感度免疫定量法が開発され,試薬とともに新しい専用自動分析機が登場するに至った.
 これらの専用自動分析装置は,従来煩雑な用手法によりバッチ処理をしていた血清検査を迅速に多数検体処理することを可能とし,免疫血清学的検査の自動化,省力化に大きく寄与している.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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