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文献詳細

雑誌文献

検査と技術16巻3号

1988年03月発行

文献概要

技術講座 血液

白血球機能検査法

著者: 福原幸子1 兼田瑞穂1 柿沼カツ子1

所属機関: 1東京都臨床医学総合研究所炎症研究部門

ページ範囲:P.225 - P.230

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サマリー
 殺菌能に関連した白血球の機能検査として大別すると,活性酸素(O2-,H2O2)生成能,MPOに代表されるリソゾーム酵素活性,そして貪食能がある.活性酸素生成能はNBT反応でスクリーニングし,さらにNADPH酸化酵素活性を測定する.小児科領域では貧食能があってもO2-を生成できない好中球を持つ慢性肉芽腫症(chronic granulomatous disease;CGD)という先天性の疾病があり,重篤な感染症を引き起こす.またMPO欠損症や貪食能の異常症が報告されている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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