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文献詳細

雑誌文献

検査と技術16巻3号

1988年03月発行

文献概要

検査ファイル 項目

HBc抗体

著者: 大森友幸1 鵜沼直雄2

所属機関: 1三井記念病院中検 2三井記念病院消化器センター内科

ページ範囲:P.246 - P.247

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 B型肝炎ウイルス(HBV)は,直径42nmの二重構造をもつ球形粒子で,外被(envelope)と芯(core)からなる.外被蛋白はHBs抗原,芯蛋白はHBc抗原で,一部HBe抗原が含まれている.生体反応の一部として血中に,それらの抗体であるHBs抗体,HBc抗体,HBe抗体がある.このうちHBc抗体は肝におけるHBVの増殖をよく反映していると理解されており,既往あるいは現在の感染の成立を示す.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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