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文献概要
検査法の基礎理論
生体の物性・2—磁気特性
著者: 斎藤正男1
所属機関: 1東京大学医学部付属医用電子研究施設
ページ範囲:P.321 - P.323
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この稿では,磁気に対する生体の性質を説明する.最近では,核磁気共鳴(NMR)をはじめとして,磁気を利用して計測,診断を行う方法が数多く開発されている.
生体の組織は磁気そのものについては特別な性質を持たない.磁気を利用して生体の状態や構造を測定するためには,鉄粉など磁性の強い人工材料を利用したり,電子の運動や誘導電流など電気現象を仲介にしたりして,間接的に測定をする.
この稿では,磁気に対する生体の性質を説明する.最近では,核磁気共鳴(NMR)をはじめとして,磁気を利用して計測,診断を行う方法が数多く開発されている.
生体の組織は磁気そのものについては特別な性質を持たない.磁気を利用して生体の状態や構造を測定するためには,鉄粉など磁性の強い人工材料を利用したり,電子の運動や誘導電流など電気現象を仲介にしたりして,間接的に測定をする.
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