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文献詳細

雑誌文献

検査と技術16巻4号

1988年04月発行

文献概要

けんさ質問箱

ディスク法の成績の解釈

著者: 金沢裕1 A子

所属機関: 1新津医療センター病院

ページ範囲:P.382 - P.384

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問 ディスク法で採用されている「+++」,「++」,「+」,「-」の判定法につき,その臨床的意味をお教えください.(宮城・A子)
答 化学療法施行時の感受性成績の役割:細菌感染症に対する化学療法の臨床効果は,①原因菌の使用薬剤に対する感受性,②使用薬剤の感染病巣に到達する薬剤の濃度,作用時間,③生体(ホスト)側の生体防御能の有無,程度,④感染症の特性,重症度,⑤併用補助療法(切開,ドレナージなど)の有用性などに左右されると考えられる.その中でも①の薬剤感受性(in vitroにおける最小発育阻止濃度;MIC〔μg/ml〕の程度)測定はもっとも重要な日常検査の一つとして広く行われ,その情報が臨床側に強く期待されている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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