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文献詳細

雑誌文献

検査と技術16巻5号

1988年05月発行

文献概要

検査法の基礎理論

血液培養

著者: 小林芳夫1

所属機関: 1慶応義塾大学病院中央臨床検査部

ページ範囲:P.410 - P.414

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サマリー
 血中から菌を検出する疾患は敗血症のみとは限らない.したがって,検査室側に要求されることは,血中から菌を検出する疾患にどのようなものがあるか,また,そのような疾患における主要検出菌種はどのようなものであるかを熟知しておくことである.
 さらに血中から菌の検出をみる疾患のうち特に敗血症においては,その主要菌種に年度別変遷がみられたり,施設間により検出菌に差がみられたりする.これは使用抗生剤の変化,各種医療技術の進歩および対象とする疾患などが原因であり,こうしたこともよく認識しておく必要がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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