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文献詳細

雑誌文献

検査と技術16巻5号

1988年05月発行

文献概要

技術講座 病理

病理診断における電顕標本の作りかた2—薄切・染色

著者: 栄本忠昭1 市原朋子2

所属機関: 1福岡大学病院病理部 2福岡大学医学部第一病理学教室

ページ範囲:P.431 - P.435

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サマリー
 透過型電顕用標本の作りかたにつき,薄切・染色のステップを解説した.薄切は,トリミング・準薄切・二次トリミング・超薄切の手順で行われる.これに重要なナイフ,特にガラスナイフの作りかたと使用法,および超ミクロトームの原理を説明し,各段階の手技と注意事項を述べた.超薄切ではナイフの薄切面への調節にテクニックを要す.染色については,準薄切片の観察の意義を強調し,トルイジンブルー以外の染色法にも触れた.超薄切片の染色では酢酸ウランおよびクエン酸鉛染色液の作製法と染色手技のくふうについて述べ,自動染色器も紹介した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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