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文献詳細

雑誌文献

検査と技術16巻5号

1988年05月発行

検査ファイル 項目

MRSA

著者: 渡辺正治1

所属機関: 1千葉大学病院検査部

ページ範囲:P.452 - P.453

文献概要

[1]メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)の耐性機構
 MRSAの本態は,ペニシリン剤,セフェム剤の標的酵素であるPenicillin binding proteins(PBPs)の親和性変化である.この新しく発見された酵素蛋白はPBP2′と呼ばれ1,2),易熱性で300℃付近でもっとも活性が高く,pH 5.2の酸性域で失活するなど複雑な性質を持っている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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