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文献詳細

雑誌文献

検査と技術16巻6号

1988年06月発行

文献概要

検査法の基礎理論

臨床検査における標準物質の組み立てと活用

著者: 桑克彦1

所属機関: 1筑波大学医療技術短期大学部

ページ範囲:P.495 - P.500

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サマリー
 臨床検査に用いる標準物質は日常検査法による測定値に信頼性をもたせ,臨床的に有用な値につなげていく道具である.
 標準物質には目的成分の保証値がついており,これは必ず技術的に妥当な方法によって公的の機関により実施される.そして内容について保証した文書がついている.この文書の指示に従って日常検査の測定値を維持していくと,そのデータは施設内外を問わず同じ尺度で使うことができる.このことにより初めて,臨床検査値は真に医療情報としての効果を発揮する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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