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検査ファイル 機器
多点測光データの免疫比濁分析法への応用
著者: 松田貴美子1
所属機関: 1川崎医科大学病院中央検査部
ページ範囲:P.542 - P.543
文献購入ページに移動これらの問題点を解決する一つの方策として,反応過程における多点測光方式の応用1)が考えられる.すなわち,この方式により得られる測光データに,回帰分析とデータ処理システム2)を適用すると,適正な標準曲線の作成,測定範囲の拡大,プロゾーンあるいは異常反応の検出が可能になる.ここでは,TIA法による免疫グロブリン測定の事例を取り上げ,検討して得た成績を中心に解説する.
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