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電気伝導度法による尿中塩分測定法
著者: 林貞夫1
所属機関: 1阪大病院中検
ページ範囲:P.549 - P.550
文献購入ページに移動この装置は食事中の塩分濃度,例えばみそ汁中の塩分濃度を測定する目的で用いられているものである.筆者が検討を行ったシナール塩分濃度計(製造:メルバブ,販売:シナールメディカル)は,大きさが横71.3×縦172.3×高さ32.8mm,重量約220gの本体と直径18×長さ152mm,重量約60gのセンサープローブで構成されており非常にコンパクトで,電源も006P乾電池1個と持ち運びが自由である.測定操作は,センサープローブを試料に浸し表示が安定したところの数値を読み取るだけの簡単なものであり,試料温度が0〜50℃の範囲内で自動温度補正機能がついている.また較正方法としては,自分でNaCl水溶液を調製してチェックする方法と,プローブに記載された数値に表示値を合わせる簡易的な方法があるが,簡易的な方法で十分に使用可能である.
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