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免疫化学検査法 Ⅱ 測定法の実際 1・血漿蛋白 ②免疫グロブリン
a) IgG,-A,-M
著者: 山岸安子1
所属機関: 1自治医科大学附属病院臨床病理部
ページ範囲:P.634 - P.637
文献購入ページに移動 免疫グロブリン(IgG,IgA,IgM)の測定はヒトの免疫機能を知るうえに重要な臨床検査である.
測定法は,従来の一元放射状免疫拡散法(singleradial immunodiffusion法;SRID法)から免疫化学的自動分析法へと進められ,現在では溶液内沈降反応を応用したTIA法(turbidimetry:比濁法),ネフェロメトリー(nephelometry:比朧法)などが主に用いられている.また,微量測定法としてラテックス免疫比濁法もある.ここでは,日常検査で広く用いられている主な測定法のみを取り上げ,測定原理,方法,測定法の特徴などについて触れる.
測定法は,従来の一元放射状免疫拡散法(singleradial immunodiffusion法;SRID法)から免疫化学的自動分析法へと進められ,現在では溶液内沈降反応を応用したTIA法(turbidimetry:比濁法),ネフェロメトリー(nephelometry:比朧法)などが主に用いられている.また,微量測定法としてラテックス免疫比濁法もある.ここでは,日常検査で広く用いられている主な測定法のみを取り上げ,測定原理,方法,測定法の特徴などについて触れる.
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