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免疫化学検査法 Ⅱ 測定法の実際 2・腫瘍マーカー
④CA 19-9
著者: 越智幸男1
所属機関: 1滋賀医科大学附属病院検査部
ページ範囲:P.684 - P.687
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CA 19-9は,現在CEAと同様に臨床的にもっとも汎用されている腫瘍マーカーである.Koprowskiら1)(1979年〉により,ヒト結腸癌培養細胞(SW 1116)でマウスが免疫され,CA 19-9に対するモノクローナル抗体(MoAb)が作られた.このMoAbが消化器癌特異的であることから,ラジオイムノアッセイ(RIA)法が確立されている.ここでは,測定法の実際と臨床的意義および抗原の糖鎖構造について概説する.
CA 19-9は,現在CEAと同様に臨床的にもっとも汎用されている腫瘍マーカーである.Koprowskiら1)(1979年〉により,ヒト結腸癌培養細胞(SW 1116)でマウスが免疫され,CA 19-9に対するモノクローナル抗体(MoAb)が作られた.このMoAbが消化器癌特異的であることから,ラジオイムノアッセイ(RIA)法が確立されている.ここでは,測定法の実際と臨床的意義および抗原の糖鎖構造について概説する.
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