文献詳細
文献概要
免疫化学検査法 Ⅱ 測定法の実際 4・ウイルス感染症
①ウイルス検査
著者: 沼崎義夫1
所属機関: 1国立仙台病院臨床研究部
ページ範囲:P.714 - P.717
文献購入ページに移動はじめに
ウイルスの血清診断は単に抗体を測定するのではなく,"現疾患の病原ウイルスが産生した抗体である"ことを証明することである.
ウイルス感染症は①子宮内感染(先天性疾患),②急性感染(一般のウイルス感染症),③潜伏(慢性)感染(HBV,HTLV-I,HIV),④回帰感染(ヘルペスウイルス)に分けられるが,③HBV,HTLV-I,HIVは別項に記されるので,ここでは①,②,④のウイルスについて,血清診断の条件(限界)と検査に当たっての注意事項を記す1〜4).
ウイルスの血清診断は単に抗体を測定するのではなく,"現疾患の病原ウイルスが産生した抗体である"ことを証明することである.
ウイルス感染症は①子宮内感染(先天性疾患),②急性感染(一般のウイルス感染症),③潜伏(慢性)感染(HBV,HTLV-I,HIV),④回帰感染(ヘルペスウイルス)に分けられるが,③HBV,HTLV-I,HIVは別項に記されるので,ここでは①,②,④のウイルスについて,血清診断の条件(限界)と検査に当たっての注意事項を記す1〜4).
掲載誌情報