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文献詳細

雑誌文献

検査と技術16巻7号

1988年06月発行

文献概要

免疫化学検査法 Ⅱ 測定法の実際 5・ウイルス以外の感染症

⑤STD

著者: 松永欣也1

所属機関: 1大阪府立万代診療所

ページ範囲:P.741 - P.743

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 性行為の多様化に伴い,従来の性病予防法に規定されていた性病(venereal diseases;VD)の淋疾,梅毒,軟性下疳,性病性リンパ肉芽腫症だけでなく,多種の微生物によって疾患が惹起されることがわかってきた.そこで性行為およびこれに類似する行為によって伝染する可能性のある疾患を性行為感染症(sexuallytransmitted diseases;STD)と呼ばれるようになってきた.普通,表のような疾患が挙げられる.このように細菌,ウイルスから寄生虫までと幅広い病原体なので,そのすべての検査法が確立しているわけではない.ここでは他項での病原体の検査法と重複しない免疫血清学的検査法を挙げる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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