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文献詳細

雑誌文献

検査と技術16巻7号

1988年06月発行

文献概要

免疫化学検査法 Ⅱ 測定法の実際 7・凝固・線溶因子

①凝固・線溶のしくみ

著者: 磯部淳一1

所属機関: 1徳島大学医学部臨床検査医学講座

ページ範囲:P.758 - P.762

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はじめに
 近年では血漿蛋白質の分離精製技術の進歩により,血液凝固線溶因子およびそれらの阻止因子が実証され,性質ならびに分子構造が分子生物学の面から解明されつつある.加えて免疫学的手法が積極的に導入された結果,各因子の構造と機能の関係がしだいに明らかにされてきた.
 本領域の研究検査法は古典的な生物学的手技のほか,合成基質による生化学的方法によっていたが,最近ではLaurell法,交叉免疫電気泳動法,RIA,EIA,ラテックス凝集法,免疫比濁法などの免疫学的測定法が駆使されるようになり,ことにRIA,ラテックス凝集法,免疫比濁法は日常検査としても広く行われるようになってきた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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