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文献詳細

雑誌文献

検査と技術16巻7号

1988年06月発行

免疫化学検査 わだい

CK-MBの測定—コダックエクタケムスライドによる成績から

著者: 平井智子1

所属機関: 1長瀬産業〔株〕

ページ範囲:P.788 - P.789

文献概要

 クレアチンキナーゼ(CK:EC:2.7.3.2)のアイソザイムであるCK-MBは,心筋梗塞の診断に用いられる.
 CKは二つのサブユニットから成る二量体で,M(muscle type)とB(brain type)から成る,サブユニットは分子量41,000,アミノ酸360から成るペプチド鎖である.これら二つのサブユニットの組み合わせにより,CKアイソザイムには,CK-MM(muscle type),CK-MB(myocardial type),CK-BB(brain type)がある.これらは,主にヒト組織のそれぞれに多く存在することからこのように呼ばれる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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