文献詳細
免疫化学検査法 Ⅱ 測定法の実際
8・ホルモン A 下垂体ホルモン
文献概要
血中ヒト成長ホルモン(以下,hGH)値は1962年以来,主としてラジオイムノアッセイ(RIA)によって測定されてきた.しかし,近年になりより高感度のimmunoradiometric assay(IRMA)が開発され,従来知ることができなかったhGHの動態が解明されるようになった.1982年になりYoshitakeらはさらに高感度のエンザイムイムノアッセイ(EIA)を開発し1),現在ではhGH分泌低下症の血中hGHのみでなく,尿中hGH値の動態も知ることが可能となった.
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