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文献詳細

雑誌文献

検査と技術16巻7号

1988年06月発行

文献概要

免疫化学検査法 Ⅱ 測定法の実際 8・ホルモン F 性腺ホルモン

③エストロゲン

著者: 石原理1 桑原慶紀2

所属機関: 1国立病院医療センター産婦人科 2東京大学医学部産科婦人科学教室

ページ範囲:P.853 - P.855

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測定法
1.血中エストロゲン
 エストロゲンの測定はBrownらによる尿中エストロゲンの化学的測定法に始まるが,血中エストロゲン測定には感度が不十分で,ラジオイムノアッセイ(RIA)の開発により初めて定量が可能となった.最近では,高速液体クロマトグラフィー(HPLC)やエンザイムイムノアッセイ(EIA)を用いたエストロゲン測定も試みられているが,非妊時のエストロゲン測定には,まだ実用化の段階に至っていない.ここでは臨床的にもっとも重要な血中エストラジオールのRIAによる測定を中心に述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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