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文献詳細

雑誌文献

検査と技術16巻7号

1988年06月発行

文献概要

免疫化学検査 わだい

SRID法の日常検査での注意点

著者: 宇津晶子1

所属機関: 1慶応義塾大学病院中央臨床検査部

ページ範囲:P.901 - P.901

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 SRID法は,定量的免疫拡散法の一つとして,Faheyら1),Manciniら2)によって確立された方法で,その原理は拡散と抗原抗体反応の組み合わせである.したがって,測定結果に影響を及ぼす因子としては,抗原濃度と抗体濃度の適合比,拡散していく抗原物質の分子量などが挙げられる.また,日常検査では主として血清や血漿を用いるため,測定したい物質に対する他の血漿成分の干渉などにも注意する必要がある.そこで,日常検査で遭遇する可能性がある例を挙げてみることにする.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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