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文献概要
検査法の基礎理論
イムノアッセイとレセプターアッセイ
著者: 内村英正1
所属機関: 1東京大学医学部臨床検査医学講座
ページ範囲:P.931 - P.935
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血液の微量成分測定法として重要な免疫学的測定法の中でもRIAの出現は応用範囲が広く,臨床医学,特に内分泌代謝学の分野の様相を一変させた.非放射性標識体として酵素を利用したEIAは,利用範囲をさらに広げた.一方,ホルモンや生物学的活性因子の作用機構の研究は特異的な受容体の概念を定着させ,RRA開発と受容体以降のシグナル伝達システムの解明へと発展した.本稿はRIA,EIA,RRAについて概説する.
血液の微量成分測定法として重要な免疫学的測定法の中でもRIAの出現は応用範囲が広く,臨床医学,特に内分泌代謝学の分野の様相を一変させた.非放射性標識体として酵素を利用したEIAは,利用範囲をさらに広げた.一方,ホルモンや生物学的活性因子の作用機構の研究は特異的な受容体の概念を定着させ,RRA開発と受容体以降のシグナル伝達システムの解明へと発展した.本稿はRIA,EIA,RRAについて概説する.
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