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文献詳細

雑誌文献

検査と技術16巻8号

1988年07月発行

文献概要

やさしい統計のはなし・7

検定と信頼区間(1)

著者: 大橋靖雄1

所属機関: 1東京大学医学部附属病院中央医療情報部

ページ範囲:P.989 - P.991

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 前回挙げたGOTとGPTの間の相関を調べる問題(例1)と,ラットの赤血球を測る二つの機器の間の差を調べる問題(例2)とを例として,統計的推測,特に検定と信頼区間の構成法について解説しよう.
 後者のデータは表1に示すとおりであり,新しい自動血球計数器Aと従来の機器Bのそれぞれで同一の個体の計測を行っている.AとBとは同じものを測っているのか,あるいは今後Bを用いるとしたら,これまでAを用いて得たデータはむだになってしまうのか,それともなんらかの補正(較正)をすれば利用できるのかを調べるのが,本来の目的である.(データは吉村,他「毒性・薬効データの統計解析」p.156,サイエンティスト社から引用した.)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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