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文献詳細

雑誌文献

検査と技術16巻9号

1988年08月発行

文献概要

技術講座 細菌

マイコプラズマの分離および薬剤感受性検査

著者: 須山尚史1 泉川欣一2

所属機関: 1長崎大学医学部第2内科 2佐世保市立総合病院内科

ページ範囲:P.1073 - P.1077

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サマリー
 マイコプラズマは自己増殖能を持つ最小微生物であり,ヒト・動物・植物に広く分布する.ヒト由来マイコプラズマはまれに分離されるものも含めて12種に及ぶが,病原性が確立されているものはMycoplasmapneumoniaeのみである.ヒトの呼吸器系から分離されるマイコプラズマはM.pneumoniaeに限らないため,M.pneumoniaeのコロニーの観察およびその同定に慣れておく必要がある.
 本稿ではマイコプラズマの労離の実際,同定法およびその薬剤感受性検査などについてわれわれの行っている方法を紹介した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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