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技術講座 一般
尿沈渣の見かた5—精度管理法
著者: 五十嵐すみ子1
所属機関: 1(財)神奈川県予防医学協会臨床検査部
ページ範囲:P.1078 - P.1082
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尿沈渣の見かた,特に精度管理法は,再現性良好な沈渣成績を得るための方法である.情報の信頼性は正しい検査成績の提供により保証されるものであり,検査法の留意点を日常検査に取り入れて活用することがたいせつである.
沈渣成績のバラツキの原因として,採尿時間,採尿方法,標本作製手技,使用する器具,顕微鏡の使いかた,視野面積,標本の見かたなどが挙げられる.成績表現法の統一,検査技師のトレーニング方法の確立もまた,精度管理法として重要な問題である.以上の点について精度管理法として述べた.
尿沈渣の見かた,特に精度管理法は,再現性良好な沈渣成績を得るための方法である.情報の信頼性は正しい検査成績の提供により保証されるものであり,検査法の留意点を日常検査に取り入れて活用することがたいせつである.
沈渣成績のバラツキの原因として,採尿時間,採尿方法,標本作製手技,使用する器具,顕微鏡の使いかた,視野面積,標本の見かたなどが挙げられる.成績表現法の統一,検査技師のトレーニング方法の確立もまた,精度管理法として重要な問題である.以上の点について精度管理法として述べた.
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