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文献詳細

雑誌文献

検査と技術17巻1号

1989年01月発行

文献概要

技術講座 生理

小児の心電図検査

著者: 二俣秀夫1

所属機関: 1金沢大学医学部附属病院検査部

ページ範囲:P.49 - P.53

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サマリー
 小児の心電図検査における要点,注意点について概説した.乳幼児では検査に必要な安静状態が得にくいので,被検児と検査者および母親が協力しながら,迅速かつ正確な心電図を記録する努力と工夫が必要である.
 運動負荷心電図検査では,マスター2階段テスト,トレッドミル負荷テスト,跳躍負荷テストについて述べたが,いずれも検査に対して理解が得にくい,興味が持続しない,などのために,幼児後期以後でないと満足に実施できない.乳幼児でも確実に施行可能な検査法の確立が望まれる.
 正常小児の心電図は,年齢によって著明に変化する.その特徴を把握しておくことは,正確な検査を行うためにきわめて重要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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