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技術講座 一般
尿蛋白定量法
著者: 金森きよ子1
所属機関: 1東京医科歯科大学医学部附属病院検査部
ページ範囲:P.1309 - P.1313
文献購入ページに移動尿蛋白定量法といえば,"スルホサリチル酸法"とすぐ答えが返ってくるほど,日本では長い間圧倒的に広く使われていた.1970年代後半にCBB法,次いでピロガロールレッド法による色素結合法が報告され,キット化が相次いだ.今日では,これらの色素結合法による測定が30〜40%を占めているが,できるだけ早い時期にスルホサリチル酸法から色素結合法へと切り換えなくてはならない.
そこで本稿では,スルホサリチル酸法の問題点を浮き彫りにし,CBB法およびピロガロールレッド法の色素結合法について測定法,自動機器への導入を述べ,併せて両法の特徴について触れてみた.
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