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文献詳細

雑誌文献

検査と技術17巻10号

1989年09月発行

文献概要

技術講座 一般

尿蛋白定量法

著者: 金森きよ子1

所属機関: 1東京医科歯科大学医学部附属病院検査部

ページ範囲:P.1309 - P.1313

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サマリー
 尿蛋白定量法といえば,"スルホサリチル酸法"とすぐ答えが返ってくるほど,日本では長い間圧倒的に広く使われていた.1970年代後半にCBB法,次いでピロガロールレッド法による色素結合法が報告され,キット化が相次いだ.今日では,これらの色素結合法による測定が30〜40%を占めているが,できるだけ早い時期にスルホサリチル酸法から色素結合法へと切り換えなくてはならない.
 そこで本稿では,スルホサリチル酸法の問題点を浮き彫りにし,CBB法およびピロガロールレッド法の色素結合法について測定法,自動機器への導入を述べ,併せて両法の特徴について触れてみた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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