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文献詳細

雑誌文献

検査と技術17巻10号

1989年09月発行

文献概要

検査ファイル 項目

Epstein-Barrウイルス抗体価

著者: 菊田英明1 陸華1

所属機関: 1北海道大学医学部小児科

ページ範囲:P.1326 - P.1327

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 Epstein-Barrウイルス(EBV)は,ヒトに普遍的なウイルスで,2〜3歳までに80〜90%が感染を受ける.その初感染の多くは無症状のことが多く,時に伝染性単核球症を発症する.また,EBVはBurkittリンパ腫,上咽頭癌との関連もいわれている.特に伝染性単核球症の診断には,EBV抗体価の測定が必須である.
 一般的に,ウイルスキャプシド抗原(VCA)抗体価および早期抗原(EA)抗体価は蛍光抗体間接法,核内抗原(EBNA)抗体価は蛍光抗体補体法により測定する.今回は,筆者らが実際に行っている測定法およびその判定方法について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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