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文献詳細

雑誌文献

検査と技術17巻11号

1989年10月発行

文献概要

技術講座 一般

イヌリンクリアランス試験

著者: 入江章子1

所属機関: 1国立循環器病センター臨床検査部

ページ範囲:P.1405 - P.1409

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サマリー
 イヌリンは糸球体濾過値測定の理想的な標準物質であるが,化学的定量はかなり煩雑で,またイヌリン自体も高価であるため,わが国では臨床的にあまり行われていないのが現状である.しかし,腎血行動態を正しく把握する手段としてイヌリンクリアランスは重要であり,特異性に優れた簡便な定量法の確立が望まれる.そこで本稿では,臨床的にはまだ利用されていない酵素的測定法についても概説した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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