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文献詳細

雑誌文献

検査と技術17巻12号

1989年11月発行

文献概要

病気のはなし

急性白血病

著者: 麻生範雄1

所属機関: 1熊本大学医学部第二内科

ページ範囲:P.1464 - P.1471

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サマリー
 急性白血病は骨髄を主な増殖の場所とする血液細胞の腫瘍で,正常造血の抑制による貧血,出血傾向,感染症を主症状とする全身性の疾患群である.正常細胞と対比して細胞起源により形態学的に,あるいは免疫学的,細胞遺伝学的,さらに分子生物学的に分類され,各病型の病態が解析されている.治療成績は抗癌剤の開発,補助療法の進歩により年々向上し,約3割に治癒が望めるところまできた,本稿では急性白血病の分類,病態,治療などについて解説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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