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文献詳細

雑誌文献

検査と技術17巻12号

1989年11月発行

文献概要

コーヒーブレイク

お酒について

著者:

所属機関:

ページ範囲:P.1510 - P.1510

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 お酒を飲むのは楽しい。小生は毎晩、ビールとウイスキーを飲んでいる。酒飲みのお客がみえたときは、ビール、ワイン、ウイスキーの順にお酒を勧めることにしている。アルコール分の薄いお酒から濃いお酒の方向がよく、逆の方向はよくない。たいていの酒飲みは、ビールそしてワイン止まりである。ワインを通り越してウイスキーまでいく人は、大酒飲みの部類に入ると思う。
 英国留学中に行ったパブは楽しかった。ロンドンの研究所のすぐ近くにクイーンズエルムというパブがあり、毎週金曜日の夕方には必ず行った。「アパイントオブビタープリーズ」と言って注文するのが口癖になった。当時のパブはpublic barとsaloon barの二つに仕切られており、研究者は立飲みを主とする労働者階級の入る安いほうのpublic barへ集った。イギリス人は"ツマミ"は一切とらず、ただひたすらビールを飲み、ダーツをやっていた。時には研究所の仲間にビールをおごってもらった。イギリスのパブは世界一気楽にお酒の飲める所であると思う。その内容はかなり違うが、イギリスのパブに匹敵するものは、日本では「やきとりや」である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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