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検査技師のための新英語講座 English for Medical Technologists・23
単語を使うとき好んでする間違い(その3)
著者: 今井宣子1
所属機関: 1大阪大学病院中央臨床検査部
ページ範囲:P.1520 - P.1521
文献購入ページに移動 先輩技師:‘subjected’は,"The sample was subjected to high-pressure liquid chromatography."というような文章でよく使われていますが,これは,辞書に出ている意味と違うような気がします.
英文編集者:そうです.何年か前に,突然このような意味で‘subject’を使うことがはやりだしました.私にはなぜだか想像もできません.‘subject’を使う場合の問題は,‘Subject’には,その方法を行うと苦痛が生じるというニュアンスが強いということです.もし,その方法が例えば手術や拘束のような痛みや不快感を与えるなら,.‘subjected’を使いなさい.もし,それを懸濁液,溶液、試験管の中の細胞に対して行うなら,そういう試料が痛みを感じているとあなたが思うのでない限り,‘subjected’を使ってはいけません!
英文編集者:そうです.何年か前に,突然このような意味で‘subject’を使うことがはやりだしました.私にはなぜだか想像もできません.‘subject’を使う場合の問題は,‘Subject’には,その方法を行うと苦痛が生じるというニュアンスが強いということです.もし,その方法が例えば手術や拘束のような痛みや不快感を与えるなら,.‘subjected’を使いなさい.もし,それを懸濁液,溶液、試験管の中の細胞に対して行うなら,そういう試料が痛みを感じているとあなたが思うのでない限り,‘subjected’を使ってはいけません!
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