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文献概要
Rh式血液型は1940年LandsteinerとWienerによりアカゲザル(Macacus rhesus)の赤血球をウサギとモルモットに免疫して作られた抗体で試験を行い,対象者血球の約85%と凝集を示した.彼らはこのヒト赤血球の85%,アカゲザル赤血球の100%と反応する血液をRh因子と呼び,この血液型をRh型とした.
Rh血液型は通常,8つのハプロタイプの組み合わせで構成されるが,今回記述したRhnullとRhmod、は上記の法則から外れた変異型で,赤血球上にRh抗原をまったく持たない症例は現在までに14家族の少なくとも22人について報告されている.
Rh血液型は通常,8つのハプロタイプの組み合わせで構成されるが,今回記述したRhnullとRhmod、は上記の法則から外れた変異型で,赤血球上にRh抗原をまったく持たない症例は現在までに14家族の少なくとも22人について報告されている.
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