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文献詳細

雑誌文献

検査と技術17巻13号

1989年12月発行

文献概要

検査法の基礎理論

組織構造の数量化について—ステレオロジーの基礎と応用

著者: 千場良司1 高橋徹1

所属機関: 1東北大学抗酸菌病研究所病理学研究部門

ページ範囲:P.1567 - P.1573

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サマリー
 空間中の構造の三次元的諸量をより低次元の情報から推定する理論としてステレオロジーがある.ここではステレオロジーの三つの古典的な原則を用いて,組織標本上での計測によって生体組織の単位体積中における体積,表面積,長さを定置化する方法について肝硬変,肺胞壁,大脳皮質の毛細血管をそれぞれ例として説明し,簡単な証明を与えた.また,ステレオロジーにより推定不可能な組織の構造に関する量についても言及した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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